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パキラを元気にする方法は?パキラを丈夫に、色つやよく育てる3つのコツ

挿し木にして約一年後のパキラ 栽培の基本知識

手のひらのように広がる5枚1組の葉が特徴的なパキラ。生育旺盛で暑さに強く、耐寒性もあるため初心者でも育てやすい観葉植物として人気があります。

そんなパキラですが、イマイチ育て方のコツがよく分からない…という方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、パキラを元気に、色つやよく育てるために押さえておくべき3つのコツをご紹介します。

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めめたん

農業高校で園芸を専門に3年間学ぶ。100均で見つけた小さな実生パキラを大きく育てたことがきっかけで観葉植物に目覚める。賃貸の一室でパキラを試行錯誤しながら栽培して得た知識をブログで発信中!

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パキラを元気にする方法は?パキラを丈夫に、色つやよく育てるコツ

パキラを元気に育てるために欠かせないのが、「日光」「水」「風」の3つです。これら3つは光合成をするために不可欠なもの。

パキラを丈夫に育たい場合は、これら3つを意識して育てる必要があります。

パキラを元気にする方法!丈夫に育てるコツ①20度以上なら屋外の日陰~半日陰へ

鉢替え後のパキラ

耐陰性のあるパキラは、室内でも育てられる「観葉植物」として知られます。

しかし、本来は日光が大好きな植物。現地である中南米やメキシコでは、高さ約20mにもなる高木なのです。

そのため、パキラは日光不足が続くとどうしても葉と葉の間隔が伸びて間延びしたような姿に育ちます。

室内に置いたパキラ   日光不足が続くことで、葉と幹を繋ぐ「葉柄(ようへい)」ばかりが日光を求めて縦方向に間延びする

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夏場は直射日光に注意、特に暑い時期の西日は葉焼けしやすい

パキラを元気に丈夫に育てたい場合は、室内であれば南~東向きの窓際が最適です。

20度以上であれば屋外の半日陰に置くのもよいでしょう。十分な日光と風通しを確保することで生育が良くなり、間延びも防ぐことができます。

ただし、真夏は強光で葉が傷みやすいです。直射日光に当てないようにします。特に、夕方の西日は強烈。

葉焼けしたパキラ

夏場の屋外なら日陰に移動するか、遮光ネットを利用しましょう。

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パキラを元気にする方法!丈夫に育てるコツ②根詰まりしているなら植え替え

パキラ

パキラを元気に育てたい場合、1~2年に1回程度の植え替えが必要です。

地上部の生長とともに根っこも広がり増えていきます。鉢の中が根っこでいっぱいになると、鉢内の水はけが悪くなることで生育に悪影響を及ぼすのです。

「鉢底から根っこが出ている」「水やり後、土に水分がなかなか浸透していかない」「2年以上植え替えていない」

このような症状がパキラに見られる場合、春~秋の暖かい時期に植え替え、根詰まりを解消するとともに、古くなった土を入れ替えます。

パキラの水やり

植え替えは根詰まりを解消するためだけにおこなうものじゃない

「根詰まりしていなければ植え替える必要はない」

このように思われている方も多いのではないでしょうか。しかし、植え替えは根詰まりを解消するためだけに必要なわけではありません。

土を更新するためにも植え替えは必要です。その理由が、「土の劣化」

パキラの表土

植え替え時は水はけのよい団粒構造の土も、経年とともに粒が崩れて団子状に固まります。すると、鉢内の水はけが悪くなることで根腐れを起こしやすくなるのですね。

パキラは水はけの良い土を好むため、最低でも2年に1回は新しい土に植え替えてやるのがよいでしょう。

鉢から取り出したパキラ

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パキラを元気にする方法!丈夫に育てるコツ③10度以下の寒さに当てない

スリコのパキラ

耐寒性があり、5度程度の寒さには耐えられるパキラ。とはいえ、それは生命を維持するための最低温度ともいえます。

本来は暖かい場所が大好きなパキラ。生育適温は20度~35度程度です。

そのため、パキラの美しい葉を保つならば、最低でも10度できれば15度は欲しいところです。

冬は夜になったら窓から1~2m離すこと

「そうはいっても、室内に置いているし寒さは問題ない。」

このように思われている方も多いのではないでしょうか?しかし、暖房を切った後の冬の室内は想像以上に冷え込みます。

窓際に置いた観葉植物

特に冷え込みやすいのが窓際。

冬は、夜になったら窓から1~2mは離し、できるだけお部屋の中心部に移動させることで寒さからパキラを守ることができます。

鉢が重くて移動が難しいという場合、キャスター付きの鉢スタンドがあると便利ですよ。

キャスター付き鉢スタンド

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まとめ

大きく育ったスリコのパキラ

ということで、今回はパキラを元気にする方法・丈夫に色つや良く育てる3つのコツをご紹介しました。

「元気にする」と聞くと、真っ先に肥料や活力剤を与えようと思われる方も多いかもしれません。

しかし、パキラが弱っている時や生長が緩慢な時期の施肥は逆に根を傷ませてしまうことも。まずは、置き場所の見直しをしてみましょう。

パキラ

そして、時期に合わせた管理方法。特に、冬のパキラは寒さによって生育が鈍ります。どうしても葉の色つやがイマイチと感じることが増えるでしょう。

でも、これは仕方のないこと。プロが管理する温室でもない限り、完璧な状態をキープするのは難しいのです。

一般家庭内でパキラを元気に育てたいなら、時期によって管理方法を変えることが必要になります。

  • 春~秋(天気予報で最低気温が15度以上)➡十分な日当たりと風通しを確保。根詰まりしているなら植え替えて、土が乾いたタイミングでたっぷりと水やり。特に問題なく育っているなら肥料を与えるのも〇。
  • 冬(天気予報で最低気温が15度以下)➡10度以下の寒さに当てないこと。できれば15度はキープ。水やりは土が乾いて3~4日ほどしてから控え目に。風通しの悪さにより根腐れや害虫が発生しやすいのでサーキュレーターをまわす。
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パキラを元気にする!丈夫に色つや良く育てるコツ3つ

  1. 20度以上なら屋外の日陰~半日陰に置いてみる➡室内から屋外に移動する場合、いきなり強い光に当てず、数日かけて少しずつ日光に慣らす。まずは日陰から。7日ほどして大丈夫そうなら半日陰へ移動。
  2. 根詰まりしているなら植え替える➡劣化した土を入れ替えるためにも、2年に1回は植え替えで土を更新するのが望ましい。
  3. 10度以下の寒さに当てない➡室内の場合、暖房を切った後の冷え込みに注意。特に、窓際に置いている場合は夜になったら窓から1~2m離して冷え込みを防ぐ。
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